南九十九島



【男女から南九十九島へ磯替わり】

 20日に男女から帰って、次の休みは年末でもあるし家庭のことも少しはせんといかんな、と思っていた矢先、同じ会社の馬場君が「明日、九十九島にでも行きませんか、10時ごろ家に迎えに行きますけん」と釣りの誘いはほぼ絶対に断わらない私に誘いをかけてきた。

 23日、昔でいえぱ天長節の朝、一人で起き出し、咋晩途中まで見ていたタイタニックのピデオの続きを見ていると約束どおり馬場君か、0.1トンの体を買ったぱかりのがまかつのウインドアップスーツに包んでやってきた。「あと少しやけん」と言いつつタイタニックを最後まで見終え、準備を始める。今日は近場なので軽装で済む。ついでに鶴君にも誘いをかけると「おいも行く」との答え、彼も釣の誘いにはたいてい一発で食って来て、バラシたことはあまり無い。

 アラカプみたいな奴である。私の家から鶴君の家まで90秒、そこから鹿子前の渡船基地まで信号にぴっかからなけれぱ120秒の距離なんです。遅い朝食を済ませ、鶴君と彼の息子を90秒で拾って、信号にびっかかり180秒で着く。私の所属する釣クラプ「99アングラーズ」の会長は同じ鹿子前の竹内商店の船長さんでもある。沼本商店の船長さんは、私の中学校の同級生の奥さんで、昔から伝馬船などをよく借りたりしていて、おぱちゃんもご健在で時折昼飯をごちそうになっているので双方に義理立てしなけれぱならないのだが、今日は沼本商店にお世話になることにする。

 「どこでもよかけん風のあたらん所に降ろして」とリクエスト、降りたところはネタギ島の天目島側、なんとなく釣れそうな雰囲気で下潮がゆっくりと動く。今日のタックルは磯リミテッド06−53、道糸2号、ハリス1.2号、浮きは最近流行のGTR一Sで浅く、深く探ってみる。約1時間全く魚の気配がしない。鶴君が瀬替わりの為沼本商店に電話を入れ、ついでにカップラーメン4個とお湯を注文する 。全くわがままな釣り客だ。

ENDAしぱらくして注文の品が届く、咋日はクロが釣れていたという天目島へ瀬替わり、チヌでも釣れそうな雰囲気の磯である。この島には2匹の猫がいた。私たちがラーメンをすすっていると物欲しそうな目をして姿を現した。 鶴君の息子が残ったラーメンを猫にやると喜んで食べ、まだ何か食わせろと言わんぱかりにこちらを見ている。餌取りでも釣れたらあげようと思ってもそれすら釣れない。

 「釣れんばい、江ノ島にでもいきたかね一」「男女もパッとせんやったしね」「横曽根の灯台に上からるっとやったらおいも行くぱい」「南瀬でも船瀬でもよかさ」「灯台は下潮がよかぱい」「たまに50センチオーバーの来るときのあるけんね」「30日はどがんや」「健栄丸に電話ぱ入れてみてん」「馬場も行くやろ」「伊藤も誘おうで」「あいはやぐらしか」「今年の釣り収めやけんよかくさ」「何時に出るとや」「潮はどがんや」などと釣りをしながらもう次の釣行の日程がまとまった。 定刻の4時前に船が迎えに来たのでさっさと後かだずけをして、今日は魚のおらんやったと釣れないのを魚のせいにして天目島を後にしました。江ノ島釣行顛末報告は新年のおたのしみ。

  報 告 者
99アングラーズ  円田 昭
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