
さすが年の功、まずめ一発 1.5Kgのクロ を釣り上げた力竹さん
|
【敵は風 下五島の磯】
下五島 福江 力竹さんの相棒 池富さんもクロをゲット
|
釣りは自然との戯れである。釣り人が自然に溶け込んでいかないと魚は釣れない。人間が自然を相手にいくら逆らってもどうなるものでもない。今回は風に悩まされた釣行でした。風も緩やかなフォローであれば釣りやすく気にならないのですが、向かい風であれば糸が竿に絡んだり、撒き餌が飛ばなかったり、風で押し戻され自分にかかったりして釣りにくいことこのうえない状況になる。しかし強風であればどっちから吹こうがどうにもならない。磯の上に置いていた鶴君の竿が4、5本入った竿ケースが風で飛ばされ海に落ちる事件があった位の強風が吹いていたのです。幸い竿ケースは拾い上げる事はできましたが、その際、鶴君があわてて拾いに行こうとして転んで、危うくまた海に落ちそうになってしまったことです。そんな状態ですから釣りどころではありません。
話は変わって、磯釣りは必ず2人以上で行くことです。磯には危険がいっぱい潜んでいます、何が起こるか分かりません。事故やトラブルに遇ったときお互い助け合えば何とかなるものです。時には命の恩人となるケースもあります。ですから相棒は気心の知れた、互いに文句の言い合える、そして釣りのスタイル、考え方が似ている人がベストパートナーだと思います。幸い私のつり仲間はいい人達ばかりですので、釣れなくても楽しい釣りをしております。前置きが長い時は釣れなかったとき、とある人から言われましたが、今回もそうです。魚の写真をもっといれたら、と言われても釣ってないから入れようが無い。それで別ページに過去数年の釣果を披露しますのでご覧下さい。
夜明け前に下五島久賀島の風裏の磯に上がり、朝まずめの大型を期待して、がまかつグレ競技スペシャル1.25号のロッドに道糸3号、ハリス2.5号をセットして右前にある岩のサラシの切れ目より流す。ウキが左前方にゆっくりと潮に流されて行く。撒き餌をサラシの中に打ち続ける。海の色もいい、潮の状態もいい、雰囲気としては最高の状態で、大物がいつ食いつくか期待がだんだんと高まる。時間の経過とともに期待がだんだんと萎んでいく。いつものパターンだ。海の中を想像し、仕掛けを軽く、重く、深く、浅くしたりするが状況に変わりはない。風が強いので持つ竿が重く疲れる。これだけ撒き餌を打ち続けても魚の影は見当たらない。
「ここには魚のおらんばい」と鶴君と話ながら9時頃には早い昼食をとることにする。気分転換も必要だ。福江、中村旅館製の豪華な弁当を全部たいらげ、気分一新、仕掛けも変える。今度はがまかつインテッサ0.8号の竿に、リールがシマノBBXテクニウム3000に道糸2号、ハリス1.7号、Bのウキに針はヴィトム5号。棚は2ヒロ半、磯釣りをしない人には何のことか解らないでしょうがこれでキロオーバーのクロを釣るのです。
でも釣りたいという願望に終わりました。再度挑戦!! 福江発5時の長崎行き九州商船の一等客室で今回釣行を共にした5人は波止場前で喰ったラーメンで腹一杯になり、若乃花対千代大海の優勝決定戦を見た後は釣りの話もせずに貸し切りの船室でそれぞれ好きな格好で寝てしまいました。皆さんお疲れさまでした。
|