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中央 円田、左 山内さん、右 永田さん |
| 【佐世保港外ガニ瀬のチヌ】 |
| 2月7日と8日、二班に分かれてアングラーズ恒例の新春釣り大会が上五島一帯で開催されました。 10日の99アングラーズ例会の席上、永田さんが今度の日曜日、釣雑誌である釣春秋の取材でチヌ釣に行きますが誰か同行しますか?とメンバーに声をかけると5人の目立ちたがりやが手を挙げた。もちろん私もそのうちの一人である。14日の朝3時半に相浦の三平号に集合である。 前日、3時に目覚まし時計の針をセットし早めに寝ることにした。夢の中で何か騒々しい音がしてその音が音楽に聞こえたり、車のホーンに聞こえたり、夢うつつの中で目覚まし時計のアラーム音だと気づくまでにしばらくかかった。起きてみると3時を15分ばかり過ぎている。急いで湯を沸かしポットにお茶を詰め、防寒着など着込んで準備を整える。 釣り道具を車に積み込み3時半に出発。ちょっと飛ばして40分三平号に到着、すでにメンバーは全員来ている。そのほかにも15人位いて総勢20数名はいそうだ。永田さんに釣春秋の平塚さんを紹介して頂く。メンバーが6人なので3人づつ分かれて磯上がりすることにする。私は永田さんと山内さんの組みで平塚さんも同行取材するそうだ。釣春秋に載るのならかっこよく決めてやらねばと船中でイメージを組み立てる。 浮瀬で数人降ろし、三平号はガニ瀬へ向かう。我々が降り立った所はガニ瀬の「中の瀬」という所だ。暗い中で良くわからないが広くて足場も良く釣りやすい瀬だ。永田さんと山内さんは早速夜釣りの準備をしている。私も一応仕掛けをセットするが夜明け前の冷え込みでたまらなく寒い。 竿を持つ手がかじかんで痛いくらいである。取材の平塚さんも凍えている。バッグからポットを取り出し平塚さんと二人で熱い茶をすすり暖をとるが気休め程度でしかない。あと1時間位で明るくなるのでそれまでうろうろ体を動かし寒さに耐える。釣どころではない。 やっと空が白み始めたので準備をすることにした。 今日のタックルは、竿Ryobi磯リミテッド06−53、リールダイワトーナメント2500LB、道糸は佐世保漁具の津田さんがくれた東レの新製品で1.8号で2号の強さが売り物らしい1.8号。ハリスはサンラインの良く判らない1.2号2ヒロちょっとウキは釣研の高園ウキ2Bウキ下3ヒロから釣り始める。 最近多種多様のウキが売り出されているが、私は視認性に優れたベーシックな物を良く使う。その点高園ウキはよく見える。 平塚さんがベストアングルを狙って右下の波に洗われている岩まで降りて永田さんをファインダーに捉える。仕事とはいえこの寒さの中での撮影ご苦労様です。私は背景に入らないようにさがって彼のやりとりを眺めているだけ。残念ながら上がってきたのは25センチ位の真鯛。彼の棚は私より更に2メートル深い。 |
太陽は顔を出したがまだまだ寒いのでちょっと休憩、ポットを取り出し熱い紅茶を平塚さんと永田さんにも差し上げる。山内さんは少し離れた所で辛抱強く竿を出している。茶を飲むためウキから目を離した永田さんが茶を飲みながら、「ウキが見えんですねー」と言いながら茶を飲み干し一応あわせを入れると1.5号の竿が結構曲がっている。
また平塚さんが忙しそうに飛び回りシャッターを押しているし、永田さんもカメラを意識してポーズを作っている。いい写真が撮れそうだ。上がったのは45センチ位の綺麗なチヌ、魚がいると判ったら茶を飲んでいる場合ではない。 早速餌をつけて仕掛けを投入するとすぐにウキに反応が出た、しめしめと思い合わせのタイミングを計り、道糸を張りぎみにし少し食い込ませてから合わせを入れる。重量感はないが結構いい引きだ、でも上がってきたのは真鯛。気を取り直し再度仕掛け投入、右へゆっくり流れていくウキがまた入った。 今度は重量感のあるチヌ独特の引きが道糸とロッドを通して伝わってくる。06のしなやかなロッドが美しく弧を描いている。平塚さんカメラのアングルはいいかなー、ハリスは1.2号だから無理は出来ない、バラしたらかっこ悪いな ー、ポーズはいいかなー、ちゃんと写真撮ってよなどと頭の中を雑念がよぎる。 5メートル先にある根をかわし姿を見せたのは銀色の美しいチヌ、永田さんが玉網で掬ってくれ、カメラに向かってポーズをとる。あまり様になってないような気がするが1枚釣れてほっとする。今度はまた永田さんにヒット、さっきのより小ぶりだがチヌだ。今が時合いなのだろう隣の磯に上がっている釣り人も竿が曲がっている。 永田さんにまたヒット、強烈な引きで2号ハリスが飛ばされた、私は1.2号のままだ、どうしようかなハリスを大きくしようかなと迷っているとウキが消えた、さっきよりも引きが強い、数度レバーを緩めてやりとりするがラインブレーク、痛恨のバラシとなった。 その後、ハリスを1.5号に変えしつこく攻めたが8時すぎ満潮の潮止まりとなり当たりが無くなった。結局チヌを追加することが出来ないまま納竿の時間を迎えてしまった。日が昇ると気温も上がり快適に釣りが出来るが、夜明け前の防寒対策を充分過ぎる位やった方が私みたいに寒がりの人はいいと思います。 教訓「心頭滅却すれば火もまた涼し」と言うが心頭滅却しても寒いものは寒い他の磯に上がった3人の99アングラーズのメンバーも4枚のチヌを上げており、もうそろそろガニ瀬のチヌもこれから本格的に喰いだすことを確認できた今回の釣行でした。
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